ヒアルロン酸を使用したほうれい線治療ヒアルロン酸注入
ヒアルロン酸注入ってどんな治療?
こんな人にオススメ
- メスを使う手術やレーザー治療に抵抗がある人
- 短時間で済む施術を希望する人
- 施術費用を抑えたい人
1回あたりの施術費用(平均) |
5~10万円 |
効果の継続期間 |
約4~12ヵ月 |
ヒアルロン酸注入の費用や効果の継続期間は、薬剤の種類や量、医師の技術によって決まります。さまざまなメーカーから多くの種類のヒアルロン酸が販売されており、1本単位で料金が設定されています。1本単位で販売するクリニックでは、基本的にその都度使いきりです。仮に、1本使いきらなかった場合は、ゴルゴ線やこめかみなどの他の部位に注入することも可能です。
一方、ヒアルロン酸を小分けにして販売するクリニックもあります。小分けで使うこと自体は問題ありませんが、1本のヒアルロン酸を複数の人で使いまわしたり、後日他の部位に使用したりするのは、さまざまなリスクがあり推奨されていません。薬剤の種類と使う量については事前に必ず質問しておきましょう。
ヒアルロン酸のメリット・デメリット
- 施術時間はわずか10分程度
- 短時間の注射でシワを解消したり、頬をふっくらさせたりできる手軽さが魅力です。ヒアルロン酸はさまざまな種類の薬剤があり、持続期間に個人差はあるものの、1回のヒアルロン酸注入で数ヵ月から2年程度にわたり、効果が持続するといわれています。
- アレルギー反応が起こりにくい
- ヒアルロン酸は人の体内に元々存在する成分なので、アレルギー反応が起こりにくいのが特徴です。アレルギー体質の方も、アレルギーテストを行い問題ないと判断されれば施術は可能となります。注射を刺した箇所に内出血が起こることがありますが、メイクで隠せる程度ですし、1週間程度で落ち着きます。施術当日から普段通りの生活を送れるので、仕事を休む必要もありません。
- リオペ(再手術)ができる
- 万が一、薬剤の量が多すぎて皮膚が膨らんでしまった、表面が凸凹になってしまった、などのトラブルが起こってもヒアルロン酸溶解注射を打つことで、注入したヒアルロン酸を溶かす事ができます。仕上がりに満足できない場合も、再手術ができるので安心感があります。
- 多少の痛みがある
- 顔に注射を打つので多少の痛みがあります。今では髪の毛の太さほどの極細で丸い針が使われているので、我慢できない程の痛みではないと言われていますが、痛みが心配な方は麻酔をお願いできるクリニックを選んでおくと安心です。
- 内出血・赤みが出る場合がある
- ごく稀ですが、ヒアルロン酸が血管内に入ってしまい、内出血を起こしたり赤みが出る事があります。ヒアルロン酸注入はほうれい線治療のなかでも安全な施術と言われていますが、血管や神経の走行を考慮する必要があり、解剖学の知識が問われます。必ず、実績の多い医師を選ぶようにしましょう。
- 持続時間が短め
- 薬剤にもよりますが、持続期間は長くて約2年程となっています。痛みやダウンタイムのリスクが少ない反面、切るリフトアップに比べると持続期間は短いです。
ヒアルロン酸注入の治療の流れ
- カウンセリング
- 医師が肌の状態を確認し、ヒアルロン酸注入が適応かどうかを判断します
- クレンジング・洗顔
- 肌の汚れやメイクを落とし、肌を清潔な状態にします。
- 麻酔クリーム
- 麻酔クリームや笑気麻酔などの麻酔を塗ります。さらに、冷却効果のあるジェルを塗るクリニックもあります。
- 注入
- カウンセリングで決めた箇所とデザインに沿って施術を行います。必要に応じてアフターケアを行うこともあります。
ダウンタイムや安全性は?
非常に稀ですが、ヒアルロン酸が血管内に入ってしまうリスクや、内出血で腫れが出る例が報告されています。内出血はメイクで隠せる程度ですし、腫れや内出血は1週間程度で落ち着きます。ほうれい線治療のなかでも、安心して受けられる施術と言えるでしょう。
ヒアルロン酸注入が受けられる
おすすめクリニック
表参道スキンクリニック
ほうれい線治療では、形成外科の観点から施術を提案するのが特徴。患者の要望だけを聞き入れるのではなく、一人ひとりの表情筋や骨格を踏まえた施術を行い、自然な仕上がりに導きます。
編集部から見たヒアルロン酸注入
プチ整形の元祖であるヒアルロン酸注入は、歴史も長くとてもポピュラーな治療です。痛みや副作用も少なく、アレルギーが起こりにくいため、デメリットはほとんどありません。 薬剤にもよりますが、数ヶ月〜1年程度で元に戻ってしまうので、長期的な効果を望む人には物足りないかもしれません。医師の知識やセンスも問われるため、手軽な治療とはいえ医師選びを間違えると再手術が必要になることもあります。実績豊富で口コミの評価が良いクリニックを選ぶように心掛けてください。